2011年5月31日火曜日

長い付き合いの格好いいオヤジ達

2人とも私の中学生時代からのお付き合い。
気付けば25年以上です。
でも昔と変わらずカッコいい2人です。


それはこちらの方たち

2011年5月30日月曜日

渡り廊下 PARTⅡその5




今回、木を留めるのに使用したビス。
雨に濡れる外ということで当然ステンレス製を使用しました。











最近ではビスと言ってもたくさんの種類があります。
ですから自分が欲しいタイプのものを探さなければいけないのですが、大きく値段が違うステンレス製のビスが並んでいました。
しかし見た目も長さも同じなのになぜそんなに値段が違うのか?
良く見ると安い方には小さな文字で「このステンレスビスは錆びます」との表示!
錆びるステンレス?訳がわかりません。錆びないからステンレスでは?と思いながら当然錆びない高価なステンレスビスを購入しましたがね。
それにしても錆びるステンレスとはメッキなのか、混ざり物なのかわかりませんが用途がよくわかりませんねー。
室内であれば錆びにくいからこのような安いステンレスビスで良いのでしょうか?いやそれならステンレスビスの必要性がないように思うのですが・・・。
だいたい錆びてほしくないからステンレスのビスが欲しいのに、錆びるステンレスの存在理由は?
まあよくわかりませんが私が買うことはこれからもないと思います。

やはり安いものには理由があるということですね。

2011年5月29日日曜日

手芸ひよ子作り




手芸で作るひよ子セット。
なぜか先日行った伊豆旅行のおみやげです。
まったく伊豆と関係ないのだが「かわいいから」という理由で娘たちは購入しました。

休日に作ってみたのですが、なにせ子供たちは裁縫は未経験。
1時間くらいはあーでもない、こうでもないと、大苦戦。

それでも私が見本を作ってあげるとやる気になったのかその後は大奮闘!










ぶさいくながらも完成すればかわいいものです。
結局10匹くらい作りましたが、やってみると楽しいものですね。

半日くらい子供たちも集中してやっていましたよ。
飽き性の長女もがんばっていましたので意外な一面も見れましたね。
旅行の思い出話をしながら楽しい時間を過ごせた休日でした。

2011年5月28日土曜日

渡り廊下 PARTⅡその4




これが完成写真です。










1枚目の写真の長い板の下に敷かれているものです。
ここで大切なことは直接コンクリート面に木を敷かないということです。
今回は黒いものをはさみこんで木を浮かせました。
これで隙間が作られるということなんですね。
結果、木が濡れにくくなりますし濡れても乾きやすくなるということですね。
いつまでも濡れていると木の腐食が進んでしまいますからね。
これを知っていれば日曜大工でも役立つことが多いと思いますよ!

そういえば今回、木を留めるのに使用したビスについて不思議なものを店で発見しました。

つづく

2011年5月27日金曜日

渡り廊下 PARTⅡその3




昨日の宿題。
隙間を作る意味は?
それは濡れても早く乾かすための隙間なんです。
木にとって濡れたままの状態は良くありません。
濡れるのもあまり良くありませんが、そのまま乾きにくい状態はもっと悪いんですね。少しでも早く乾燥させることが木を長持ちさせます。









ですからこのようなところも隙間を作ることが大切ですね。
ぴったり付ければ良いというものではありませんよ。

そして一番大切なところ!それは・・・

つづく

2011年5月26日木曜日

渡り廊下 PARTⅡその2




屋外なので防腐処理された木材を使って造りました。
処理されているといってもしっかり腐るんですがね・・・。

白ありはビックリするくらい寄せ付けません。これホントのはなし。
とはいうものの屋内で使用するにはちょっと勇気がいる材料です。
以前より安全になったとのことですが・・・。








雨に濡れるところに施工する場合に大切なこと、それは少し隙間を作るということです。
どうしてもぴったり付けたくなるものですが、屋外の場合は違います。
この隙間なぜ作るのか?

明日までの宿題ということで・・・・。

つづく

2011年5月25日水曜日

渡り廊下 PARTⅡその1




昨日は材木屋さんのカワイさんと岐阜までひのきの化粧材の製材所見学へ行ってきました。
とても目の保養になりましたのが、そのお話は後日紹介しますね。

さて、今回は違うパターンの渡り廊下。
滑り防止のためのものです。雨に打たれ無残な状態。材料の板も薄すぎます。
出来栄え的には、造ったのがプロか素人か迷うほどのものでしたね。
と言うか、判断は出来ませんでした。








ここまで腐敗するのは施工上の問題があるためです。
これではただ並べただけですから長持ちはしませんねー。
ひと工夫で差が出ます。

つづく

2011年5月23日月曜日

年に一度の船釣り




この時期恒例の船釣りに出かけてきました。
親方は荒波の真冬の日本海まで釣りに行く釣りバカですが、私はお遊び程度ですので船釣りは年に1回だけですね。

苦痛なのが船酔いですね。行くたびに慣れてはきたものの快調には程遠い体調での釣りとなります。
原因は寝不足と前夜のお酒の飲み過ぎだと思い、今回はお酒を少なめにして就寝。
そのせいなのか、今回は船酔いはなし!絶好調とまではいきませんが好調でしたね。

2つ目の問題は釣果です。ここ数日良い釣果が続いているとのことでしたので期待は膨らみます。
当日も朝一からぼつぼつ釣れてきましたので、入れ食いになるのを待つだけだな、と釣り人みんなが思っていました。
しかし、まともに釣れたのはこの朝一だけ・・・。
船長いわく「ここ最近、こんなに釣れない日も珍しい」とのこと。
隣のお客さんも1年半ぶりということでとても楽しみにしていたようで、がっかりしていましたねー。しかも釣果は1匹のみ。













私たちはなんとか2人で15匹くらいは釣れましたが、目標はクーラー満タンですからねー。
クーラー2杯が満タンになれば80~100匹近くになりますから、目標には程遠い惨敗でした。
また来年リベンジですね。
いや、今年中にリベンジもあるかも・・・。

2011年5月21日土曜日

気合いの入った屋根のチェック




築何年でしょうか?
最低でも60年は経っていることでしょう。瓦に関してはそれ以上前のものかもしれません。
昔は古家の瓦をよく再利用したそうですからねー。ですから戦前に作られた瓦が葺いてあるお宅も珍しくないようです。
私では見分けがつきませんが瓦屋さんが見ればすぐにわかるようですよ。
最近ではエコと良く耳にしますが、古い瓦を他のお宅で葺き直すということは聞きませんねー。
まあ粉砕して再利用するのがよいところでしょう。
所詮、エコと言ってもお金がかかることはしないということです。古い瓦を撤去して運搬して葺き直すとなれば人件費がかかりすぎますからねー。それでもやりたいという尊敬に値するエコの方はいるのでしょうか?

2011年5月20日金曜日

まだお勧めはできないなー




先日、知り合いの大工さんの現場に伺ったところこのような屋根材がありました。
その時の会話です。
私:「これ使うの?」
大工さん:「お施主さんが使いたいって言ったからサンプルをもらって瓦屋に相談したらお勧めは出来ないと言われてやめたんだよ」
私:「まあ硬い選択だね」
大工さん:「そうだね。発売されてから間もないしね」

お勧めできないというのは使わない方が良いというわけではないと思います。ただ実績が少ないからお墨付きとは言えないということですね。
建築材料は出ては消えの繰り返し。しかも過酷な外に使用する材料はなおさらです。最低10年の実績は欲しいものです。出来れば15年以上。
サイディングも発売当初はトラブルの連続でしたからねー。誰でも知っている超一流メーカーのサイディングはひどかった。無料ではり直した現場もありましたからねー。ですから一流メーカーだからといっても実績のない新製品はとてもお勧めはできないものなんですよ。
まあ今ではサイディングは品質向上で主流になってきましたけどね。
それだけにこの商品ももう少し実績が欲しいところですね。

何十年も住む家ですから材料の選択は御慎重に!

2011年5月19日木曜日

強敵!ベランダ雨漏り 最終回(大工の責任)




雨漏りは簡単には直らないという前回の話の続きです。
直すのが難しいから雨漏りしないように造るわけです。

ですから雨漏りする家を造る大工が建てた家は他の家も雨漏りします。
なぜならば施工方法が同じだからです。雨漏りするような施工方法で造っているということです。

よく雨漏りは板金屋の施工の仕方が悪いという大工がいますが、そうではありません。
大工が造った下地が悪いから雨漏りするんです。
もちろん板金屋の施工方法が悪い場合もあるでしょう。でもそれを指摘しない大工がやっぱり悪いんですね。
チェックが足りないんですね。加えてそんな板金屋に頼んでいる大工が悪いんです。
家の不具合はすべて大工(棟梁)の責任です。少なくとも大場建築ではそう考えています。他社は知りませんが・・・。

最後に改めて言っておきますが、今回の雨漏りした家を造ったのは大場建築ではありませんので誤解のないようにお願いします!

おわり

2011年5月18日水曜日

強敵!ベランダ雨漏り その11




問題の箇所も直りました。
いや直ったと思います。工事後半年が過ぎましたが雨漏りの再発は今のところありませんからね。
ただ問題は台風シーズンです。一番の雨漏り原因は強風による吹き込みでによるものですから。
雨漏りって漫画のように雨の降るたびに起こるものではないんです。
年に1~2回、台風の時だけの雨漏りというのがほとんどです。

ですからこの台風シーズンを越えるまでは安心はできませんねー。
大丈夫だと信じてはいますが、これだけはわかりません。




完成ですが、手すりはお施主さんが自分で塗るということでそのままの状態です。
まあそれにしても雨漏りというものはとても厄介なものです。
簡単に直るものではありませんからねー。
ですから雨漏りをしないような施工を普段からすることが大切なんですね。

つづく

2011年5月17日火曜日

強敵!ベランダ雨漏り その10




防水工事も終わりましたので今度は復旧工事です。
問題のサッシです。家の傾きは直せないのでサッシの取り付けで加減するしかありません。
いつものように水平で直角ではなく家の傾きに合わせて取り付けました。
斜めにサッシを取り付けるのはなかなか難しかったですよ。
まあその甲斐もあって隙間はなくなりましたので雨の吹き込みも解消されることでしょう。

つづく

2011年5月16日月曜日

強敵!ベランダ雨漏り その9(10年保証)





御無沙汰していました。ベランダ雨漏りシリーズ。
本日から再開です。

最近の新築住宅には瑕疵保険というものがあります。欠陥がある場合は保険でカバーしてもらえるというものですね。
まあお施主さんを守るのと欠陥住宅をなくすためのもです。
ですから欠陥住宅を購入するリスクは低くなりました。
しかし家は10年目以降に造りの差が出るんですね。
まあ大体は外観を見ればその家の状態は判断できますよ。

ここのお宅も家が傾いていました。
1.8mのサッシの高さで2cm近く傾いていました。
このような傾きは少しずつ進行しますからねー。
家にはこういうことだけではなく様々な問題が発生するんです。
そういう問題が出だすのは10年目以降ということですね。

まあ10年目以降のことは造った大工を信じるしかないですね。

つづく

2011年5月14日土曜日

雨どいの風物詩




この季節の風物詩と言えばこの鳥の巣です。
雨戸を収納する戸箱や雨どいに作られます。


問題は虫がわいたり、雨どいが詰まってしまうことですね。
特にこれからの時期は雨が多くなります。雨漏りの原因になることもありますので注意が必要ですね。
巣を作られないように気を付けたいものですが、巣作りの時期が過ぎてしまっていますので防止するのは残念ながら手遅れかもしれません。
ですから雨の日に雨どいが詰まっていないかを早めに確認しておいた方が良いかもしれませんね。
梅雨が来る前に!

タンスの倒れ防止金具




大地震により耐震やタンスの倒れ防止の御相談が急増しました。

タンスの倒れ防止金具にはいろいろなタイプがあるのですが、対応力があるのがこの布バンドのタイプです。
見た目がイマイチなのが難点ですが・・・。











このようなL型金具は目立ちませんが取り付けできるケースが限定されます。













これは化粧用の鏡台に取り付けた金具です。
鏡も倒れると危険ですからね。
他には冷蔵庫にも倒れ防止金具を取り付けました。

倒れた家具で下敷きになり圧迫死でなくなるケースが多いようです。
大地震の恐怖を忘れる前に対策を!

災害は忘れたころにやってくる!!ですよ。

2011年5月11日水曜日

大工の家族旅行 お笑い編




最終回は大工とまったく関係ないどうでもよいお話。

民宿の近くで発見したガチャガチャ。
ブラ・マヨの小杉が!
一体なに?と良く見ると・・・。
これがめっちゃおもしろい。

「俺のズラもて遊ぶやん!!!」
「被るは一瞬の恥、被らぬは一生の恥。」
「伝統芸能 ヅラ踊りストラップ」

こんな笑えるものを買わない手はない!!
というわけで早速購入。











出たのはバーコードバージョン。
しかもヅラは脱着可能!!

私が大笑いしていると、ワンピースのガチャガチャとどちらにするか迷っていた次女はこのヅラガチャガチャに即決!
家に帰ってきて早速ランドセルに付けていました。

今回もこんな感じでおバカ親子の家族旅行は幕を閉じました。
あー、楽しかった!!

おわり

大工の家族旅行 しっくい編




ちょっと立ち寄った長八美術館。
知っていますか?
左官の名人で有名なんですね。

このような壁をなまこ壁と言います。瓦の継ぎ目をしっくいで防水しているんですがその部分がなまこに似ているんですね。
宿泊した民宿にも施されていました。
(この建物は長八美術館の前に建っている建物で、美術館ではありません。)











こちらは瓦や梁に施した細工ですね。
実用性はもちろん、見た目もすばらしいですね。












こんな立体的な絵もしっくいで仕上げたようです。















子供たちも感心した雨戸を納めるための戸箱に施した竜です。
いつもお願いしている左官さんのお宅でこのようなしっくいの細工が施された戸箱を見たことがあります。
ですからこのような戸箱を見るのは初めてではありませんでしたが、さすがにこの迫力には驚きましたねー。

私も屋根の補修でしっくいを使用することはありますが、その扱いの難しさにはお手上げです。
いろいろな職人の仕事のまねごとをしたことがありますが、このしっくいに関してはどうにもなりません。
まったく言うことを聞いてくれないというか、思うように扱うことが出来ません。
それくらい難しいものなんですが、そのしっくいでこんなものを創るなんて考えられませんよ。
良いものを見ることができました。



つづく

2011年5月8日日曜日

またまたいただきました




「大工の家族旅行」はお休みします、というわけで違う話をひとつ。

またまたイチゴ農家からいただきました、完熟イチゴ。
その日に食べないといけないくらい熟れています。









中まで真っ赤!甘すぎます。
イチゴもそろそろ終わりですが、もう1回くらい頂戴できるかもしれません。
いただく立場でずうずうしいですが、期待してしまう私でした・・・。

2011年5月7日土曜日

大工の家族旅行 階段編




見ての通り、ただの階段です。
でもこれもケヤキ。
貼りものではありませんよ。











こちらも無垢のケヤキ。
すごいなー!

まあ木に興味のない人からすれば、ただの古い民宿の階段なんでしょうけどね。
民宿の御主人自身もいまいち理解していないように感じました。
もっと自慢してもいいと思いましたが、興味のない人からしたら理解不能ですからねー。










建具も手間がかかっています。
値打ちものですね。










なまこ壁もすごい!!
玄関と階段は高級旅館並の材料です。
いやそれ以上かな?










最後に無垢の無塗装が好きな皆さまに御紹介。
ほぼ毎日のようにぞうきんで空拭きをおこなってください。
そうすれば数十年後にはこのような味のある床になります。
それが無理な場合は黒ずんだりシミだらけになることを御承知くださいね。
ちなみに床材ですが1階はけやき、2階はひのきの無垢材でした。
1階のケヤキ床が無垢材かは判別できませんでした。すみません。


つづく

大工の家族旅行 内玄関編




私が足を停めて眺めた理由。
その理由は木の種類。
一体、何の木か?
ちょっとわからないかな?









これならわかるかな?
内装にも使われていました。

答えはケヤキ。
総ケヤキ造りです。いや、ほとんどケヤキ造りです。












こちらは長さ3.6mの鴨居梁。
もちろん無垢のケヤキです。
すごい!!
民宿の御主人に褒め言葉を送りましたが、先代が建った建物なのかイマイチすごさを理解していないような反応でした。
まあ木に興味のない人から見たら単なる古い木ですからねー。

ケヤキは今では高級品です。
みなさん貼りものを馬鹿にしますが、貼りものでもケヤキは高価なんですよ。
無垢材でしたらなおさらです。
しかしながら親方の若い時代はそれほどではなかったと聞いたことがあります。
それがここ数十年で希少価値により高価になったようですね。

こういう材料を使用している家を値打ちのある家と言うんですね。
壊さず修理して長く住む価値があるということです。
まだまだ値打ちのあるものがありましたよ。

つづく

大工の家族旅行 玄関編



長女も5年生になり家族旅行に行ける機会もあとわずかな期間。
というわけで、今しか見れない姫路城の改修工事を見に行くという旅行を数日前に計画。
しかしそんな直前で空いている宿といえば高級なところばかり。
即、変更で近場の西伊豆で宿を検索。
食事と温泉をメインとするお手頃な民宿を予約出来ました。

もちろん食事は最高だったんですが、それよりも注目したのは玄関まわり!
見たところなんの変哲もない玄関。














遠目で見てもちょっと立派かな?と思う程度。
特別驚くほどではありませんねー。













これならわかるかな?
大工の私は玄関を入る前に足を停めて玄関周りを見渡しました。
その理由は?


つづく